新潟は6日、聖籠町の練習場で、翌日に控えたルヴァンカップ第1節・仙台戦に向けてトレーニングを行った。
昨季J1を17位で終えた新潟は、16位の甲府とともに、今季のルヴァンカップ出場権を獲得。J2リーグ戦と並行で戦う過密スケジュールのため、今節はリーグ戦と大幅に選手を入れ替えて臨むことが予想される。今季の公式戦初先発が濃厚なMF原輝綺は「勝つことしか考えていない。J1相手に勝つことでアピールになるので、しっかりプレーしたい」とモチベーションは高い。
高卒ルーキーだった昨季は、J1リーグ戦18試合出場1得点、カップ戦3試合に出場。ピッチでは昨季に比べ、戦術的な指示の声も出せるようになってきた。「年齢は下のほうだけど、試合数は重ねているので、どのポジションでも試合をコントロールできるようにしたい」と意気込む。
仙台には、原が市立船橋高2年時にボランチのパートナーだったMF椎橋慧也がおり、初めて対峙する可能性もある。一つ年上の椎橋について、原は「キャプテンだったし、みんなに信頼されていた。攻守において学ぶことが多く、いいものを吸収させてもらった」と感謝する。「でも、いまは敵。球際とかでやり合うときは、しっかりいきたい」。
年代別代表やプロでの試合経験を経て成長した姿を示し、ボールも勝利も奪いにいく。
写真:野本桂子
(新潟担当 野本桂子)
2018/03/06 19:12