5日、川浪吾郎が仙台加入後初めてとなる公式戦出場に向けた意気込みを口にした。
仙台は7日に、ルヴァンカップ・グループステージ第1節の新潟戦を戦う。リーグ戦からメンバーの入れ替わりも予想される中で、川浪も仙台加入後初めての先発出場のチャンスをつかもうとしている。
川浪にとっては、この試合の相手である新潟は昨季まで所属していたチーム。今季は、仙台はJ1、新潟はJ2を戦っているが、ルヴァンカップには同グループで参加。「カテゴリーも違う中で、すごい巡り合わせだと思う」と、川浪は対戦を楽しみにしている。15年の同大会でも第1節は同カードだったが、川浪は当時新潟のゴールマウスを守っていた。
「仙台のサッカーでは、フィードのときにシャドーやウイングバックで空いているポジションをしっかり判断して出せるように意識している」と、新天地でのスタイルにも順応を進めてきた。「チームとしての状況判断や意思統一のためにも、声を絶やさずにプレーしたいと思っている。集中して、コミュニケーションをとってやっていきたい」。仙台での初出場に向けて、新背番号22は、状態を上げている。
写真:板垣晴朗
(仙台担当 板垣晴朗)
2018/03/05 16:48