前節・町田戦は1-0で勝利。山口の小塚和季が巧みな浮かせ技で相手をかわしてラストパスを出し、星雄次がシュートを決め切った。
第20節・熊本戦以来で今季3得点目となったゴールについて、星は「僕の動きというよりパスが良かった。FWの2人がうまくスペースを作ってくれたので、そこを使えたことも良かったと思う」と振り返る。
山口が得点チャンスを増やすには、星と小野瀬康介の両ウイングバックが前線へ駆け上がって攻撃参加できるかもカギになる。「ペナルティエリアに人がいないと点が取れないと思うし、僕自身も入っていくことを意識している」と星の意欲は十分。
「前節で出せた良い部分をもっと増やしたい。(対戦する)愛媛とはフォーメーション的にマッチアップになるので、対面の選手に負けないように戦いたい。そこでマークを剥がして、攻防で勝てればチャンスを増やすことができると思う。しっかり勝って残留を決めたい」
山口にとって、最終戦をホームで戦えることは「アドバンテージ」。スタジアムに駆け付けるサポーターの声援を力に変え、自力で残留を勝ち取る。
文:松原純(エルゴラッソ山口担当)
(BLOGOLA編集部)
2017/11/17 13:55