前節・讃岐戦にてピッチへの帰還を果たした松本のセルジーニョが、今週末に控えた福岡との大一番での健闘を誓った。
夏が訪れてから調子を上げ、ゴールやアシストでチームに貢献してきたブラジリアン。しかし第29節・岡山戦で右腓腹筋筋損傷を負い、戦線離脱を余儀なくされた。約2ヵ月のリハビリと別メニュー調整を経て、ついに公式戦への復帰を果たした。
讃岐戦では出場時間こそ12分と短かったものの、その中にあって積極的にゴールを狙うプレーを披露。「今節もチャンスがあれば当然、狙っていく」と意気軒高だが、「試合に出られなかったとしても、勝利へのサポートをしていきたい」と、あくまでもチーム優先に努める。
昇格争いもいよいよ最終盤を迎え、今節・福岡戦はお互いに昇格のためには負けられない大一番。自然と肩に力の入るシチュエーションだが、サントスやパルメイラスといったビッグクラブに所属経験があるだけに「ブラジルの場合はもっと激しいプレッシャーがかかる。自分としてはブラジルで学んできて、慣れているつもりです」とキッパリ。大一番を前にも不安の色を見せず、平常心を強調していた。
(松本担当 多岐太宿)
2017/11/10 12:27