前節・水戸戦で決勝点をアシストし、勝利に貢献したFW岸田和人。試合終了後はチームの勝利を喜びながらも、「FWとしては点を取りたかった」と悔しさをにじませた。
今季ここまでの得点数は7。残りは4試合となったが、「二ケタ得点」の目標は変わらず、「早めに二ケタを達成できれば余裕をもってプレーできるように思う。少しでも早く達成したい」と意欲を燃やす。
今週の公開練習後に行われた自主的なシュート練習には岸田も参加し、「自分の直感を信じて、狙いどおりのコースへ正確に蹴れるように」と取り組んだ。練習後に話を聞くと「最近、練習での感触が良い。あとは試合で決めて勢いに乗ることができれば」とゴール量産を予感させている。
今節は金沢戦。第19節の前回対戦で、岸田はゴールを決めている。
「相手にとっても負けられない戦いで、難しい試合になると思うけど、個人的には良い感触が残っている。本当に後がないので、しっかり勝って、なおかつ自分が点を取れたら」
待望のゴールでホームの観衆を沸かせ、金沢のJ2残留決定に待ったをかけ、J2残留争いを混沌とさせたい。
写真:田辺久豊
(山口担当 田辺久豊)
2017/10/29 07:00