2011年シーズン、同じタイミングで浦和に入団した湘南の岡本拓也と愛媛の小島秀仁。今節は公私ともに仲の良い2人が相まみえる。前回対戦では岡本が87分からの出場したため、マッチアップするシーンも多くはなかった。それだけにこの同期対決に向けて「楽しみ」と岡本は思わず笑みがこぼれた。
小島は愛媛でキャプテンを担い、影響力のある選手にまで成長を遂げている。「すごいと思う。最近は昔と違うのは前に結構、ランニングしてペナルティエリアに入ってくるようなプレーをするようになったイメージがある。ちょっとそこは止めないといけない」と岡本が警戒を示すように、背番号8の動きを封じることも勝利へのキーワードとなりそうだ。
互いに負傷もあり、今季は欠場する試合もあった。特に小島は前節に復帰し、ちょうどこの湘南戦に間に合う形となった。「ケガをしたというのは聞いていた。ちょうどこの間復帰をしたし、本人も間に合うと言っていた。お互い同じところ(左ひざを)ケガをしたけど、しっかり戦えるんじゃないでしょうか(笑)」
いままで味方同士でプレーしてきた両者。前回も敵同士として激突したが、わずか3分のマッチアップだったため、今節のほうが“初めて違うユニフォームを来て戦う”意味合いは強い。この2人の白熱したバトルから目が離せない展開になるはずだ。
(湘南担当 高澤真輝)
2017/10/20 17:25