長崎は昇格争いとなる名古屋との大一番を『ジャパネットDAY』と銘打ち、来場者には先着一万名様にオリジナルTシャツが配布される。「ALL!! NAGASAKI,Catch Our DREAM」とプリントされており、昇格に向けた重要な一戦をまさに『長崎一丸』となって勝ち抜くという思いが込められている。
当日は通常以上の来場者が予想されており、いつもとは違った雰囲気にスタジアムが包まれる可能性もある。そのことについて聞かれた高木琢也監督は「ある本に書いてあったのは」と自身が読んだ書籍の件を引き合いに出して話し始めた。
「ホームの場合は、応援してくれる人たちが基本的には多い。そうすると見られるっていうことなんですよ。見られると、やらないといけないというふうに変わっていく。それがアウェイになると少ないですよね。そういう緊張感と見られている感覚っていうのが失われるっていうふうに書いてあった。アウェイでは、ちょっと心理的に責任感という意味合いが違ってくるのではないかなと」
今回はホームゲーム。つまりは応援してくれる人たちが増えるということだ。「一万人、もし入るのであれば今までよりも2倍近い。だから、そういう意味では2倍の責任感、緊張感というのは選手たちにはある。良いように解釈すればいいと思うが、それがマイナスに働いてしまうと良くない。僕としてはそういう解釈」と話した。監督の解釈は選手たちにどう働くのか。そこも含めて、注目の試合となる。
(長崎担当 杉山文宣)
2017/10/20 13:54