18日に行われた浦和vs上海上港のACL準決勝第2戦は、激闘の末、上海上港を1-0で下した浦和が10年ぶりのACL決勝進出を決めた。
この試合で見せた浦和の戦いぶりは観る人の心を揺さぶったが、試合後、C大阪のMF清武弘嗣も「すごい試合だったなと感じました。あのくらい戦わないといけないと、あらためて感じました。おめでとうとともに優勝を願っています!!!」と自身のインスタグラムに試合の感想をつづった。
翌日の練習後、あらためてこの試合の感想を清武に尋ねると、「レッズは球際がすごかった。ああいうプレーがいまのセレッソにもいると思うし、僕たちもリーグ、ルヴァンカップ(決勝)、天皇杯(準々決勝)とあるので、ああいうところからもう一回(突き詰めて)やっていかないといけない」と自らを戒めた。前節のJ1第29節・鳥栖戦では球際で相手に負けず、セカンドボールも拾えていたC大阪だが、「昨日の浦和を見ると、まだまだ足りない」と話す。
清武自身、前回のC大阪在籍時の11年にACLに出場し、チームのベスト8進出にも貢献しているが、意欲を燃やすのは自身2度目となるACL出場。
「もう一回、アジアでセレッソがどのくらい戦えるのか、僕自身もやってみたい。今シーズン、ACLをまだ狙える位置にいるので、最終的にそういう順位で終わることができたらいい」
前節が終わった時点で、ACL出場権を獲得できる3位(以内)とは勝ち点差2。今節、ホームで迎えるJ1第30節・甲府戦は、ACL出場権獲得を目指す上で、譲れない一戦となる。
(C大阪担当 小田尚史)
2017/10/19 20:57