FC東京の篠田善之監督が解任されることが明らかになった。今日10日にもクラブが決断する。
篠田監督は昨季途中に解任された城福浩前監督の後を継ぐ形で就任。昨季はリーグ戦12試合で8勝2分2敗の好成績を挙げ、継続して今季も指揮していた。
しかし、今季は大久保嘉人や髙萩洋次郎、林彰洋ら多くのタレントを補強したにもかかわらず、チームは低迷していた。9日に行われたJ1第25節・C大阪戦もホームで1-4の大敗を喫し、公式戦5連敗。ここまでのリーグ戦績も9勝6分10敗と負け越しとなっている。
後任はJFA・S級ライセンスを持つ安間貴義コーチら内部昇格者が確実視される。ただ、今季の残り試合を指揮する立場での就任となり、来季以降の監督人事も同時に進めることになる。今季、悲願のリーグタイトルを目指すべくスタートした篠田トーキョーは、道半ばでの終焉となる。
(FC東京担当 西川結城)
2017/09/10 05:01