7日、日本代表の活動を終えた山口蛍と杉本健勇がチームに合流した。前日の深夜に帰国し、この日の早朝に羽田から大阪へ移動したばかりとあって、2人は紅白戦には参加せず、ランニングなどの別メニュー調整にとどまったが、練習前にはユン・ジョンファン監督とも談笑し、ランニング中にも笑顔が見られるなど、コンディションは悪くなさそうだ。
今回が初の代表招集となった杉本は、W杯出場決定の瞬間も含めて代表選手として過ごしたこの期間について、「日本代表がW杯に行けたことは良かった。でも、個人としては何もできなかったので、悔しい。しっかりチームでレベルアップしないといけない」と振り返り、「守備も、フィジカルも、走力やスプリントも、もっと上げていかないといけない。代表はやっぱりレベルが高いけど、そこで生き残って、先発で出て点を決めたい、活躍したい、という思いは強くなった。また選ばれるように、セレッソでコツコツ頑張りたい。これからのJリーグの試合も代表のスタッフは見ていると思う。W杯まで9カ月しかない。そこに向けてどれだけ成長できるか」と話し、新たな基準を自分自身の中に取り込んだ。
9日に行われるJ1第25節・FC東京戦に話が及ぶと、「そう言えば、その話は監督としていない(笑)」とおどけつつも、「監督が決めることだけど、自分としては出るつもりだし、出たい。試合がしたくてウズウズしている」と意欲を示した。
写真:小田尚史
(C大阪担当 小田尚史)
2017/09/07 18:31