東京Vとの対戦から約1週間。その試合から復帰し、前節・山形戦では惜しいシュートを放つなど、本来の輝きが戻りつつある森村昂太。複雑な思いで東京V戦に挑んだことを口にした。
「東京V戦までに復帰できるように目標を設定していたので、間に合って良かった。去年は最後まで一丸となって戦って、最高にまとまりがあるチームだった。ヤッさん(三浦泰年監督)もいて、(佐藤)優也さん、(キム・)ジョンピルも出ていたので、特別な思いはありました。北九州に残った7人にとっては、特別な戦いだった」。
もう吹っ切れたのかと尋ねると、「やっと一区切りが着いた感じですね。次の対戦はお互いどういう状況かは分かりませんが、いまから楽しみです。昨年を超えるような良いチームになっていたいですね」と語った。その表情は、普段の“コータスマイル”に戻っていた。
(北九州担当 坂本真)
2013/03/28 18:48