28日に行われるJ2第16節・岡山戦は、大分のFW林容平にとっての“古巣戦”。といっても、林が岡山に在籍したのは14年1月から7月までの半年間のみ。出場機会を求めてFC東京から期限付き移籍して15試合に出場したものの、思うほど手ごたえを感じられずにいた矢先、大分からオファー。期限付き移籍中にして異例の、大分への期限付き移籍先変更に踏み切り、14年大分の躍進に大いに貢献した。
15年からはFC東京に戻っていたが、今季からふたたび大分へ、今度は完全移籍で加入。3年ぶりの岡山との古巣対決となった。
わずか半年の在籍ながら、ゴールへの希求をあらわに戦う姿で、林は岡山サポーターの心を釘付けにした。いまも大分まで林のプレーを見に訪れる岡山サポーターがいるほどだ。
「選手は少し入れ替わってしまったけど、サッカーのスタイルは変わらない。全力で戦い、どんな形でも良いので得点したい」と、岡山との対戦に士気を高めている。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2017/05/27 19:01