今節・磐田戦に向けての取材中、伊東純也の天然がさく裂した。
磐田とは3日に行われたルヴァンカップ第3節で対戦したこともあり、印象が残っているかと思いきや「負け、引き分けか、いや負けか」とまずは記憶が行ったり来たり。さらには「あんまり覚えていないですね、忘れました(笑)」と一言。しかし数秒後、突如思い出したのか「あっ、俺がハンドしたときだ」と苦笑いを浮かべた。
それでも気を取り直すと、「昨年は最後にクリさん(栗澤)が決めて勝った印象だが、良いイメージを持ってやれればと思う。前節・FC東京戦も俺とクリス(クリスティアーノ)のところでけっこうチャンスはあったし、そこで決め切れていればというのはあったので、磐田戦は前が決めたい」と意気込んだ。
伊東自身は前節・FC東京戦でようやく今季初ゴールが生まれ上り調子。「ここからという気持ちはあるので、ゴールだけではなくてシュートを増やしていければと思う」と2戦連発に意欲を見せ、開幕前から取り組んでいる左足のシュートに関しても「縦を切られたときに中に入って左足で決められるようになれば、縦も空いてくる」と話す。
「昨年は5連勝でその後にやられてしまったので、昨年を越えて6連勝すれば首位も見えてくると思う」と伊東の言葉どおり“昨年越え”の掛かるこの試合。チーム屈指のスピードスターには6連勝に導く活躍を、そして“悪夢のハンド”を払拭するゴール期待したい。
(柏担当 須賀大輔)
2017/05/19 18:30