21日、C大阪はシュート練習など、22日に控えた明治安田J1第8節・甲府戦へ向けた軽めの調整を行った。
前節のG大阪戦ではリーグ戦の連勝が3で止まり、4試合ぶりの失点を喫したC大阪だが、この試合が先発復帰となった山下達也は、「それまで連勝で来ていたので、自分の責任を感じています。もう少しいい判断をすれば、失点は防げたと思う」と試合を振り返る。
2失点目は事故的な要素もあり、不運な形ではあったが、「映像を見るかぎり、自分がこうしていれば、という部分はあるし、自分の責任だと思ってやっていかないと成長はない。(自分のパフォーマンスを)しっかり見直していきたい」と言い訳はしない。
そう厳しく自身をいさめた山下だが、第3節の札幌戦以来、リーグ戦4試合ぶりにフル出場でピッチに立った中で、チームの確かな成長を感じ取ることもできた。「カウンターの質も高く、シュートで終われている。ガンバ戦はいい攻撃ができていた。今までは前でタメが作れずカウンターを受けることも多かったけど、今は前で時間を作ってくれるぶん、後ろも楽になる。試合をしていて楽しかったし、後ろから見て(今のサッカーに)面白さや手ごたえはあります」と話す。
それだけに、「しっかり守れば勝てる試合は増えていくと思う」と今後へ向けた展望を話す。まずは、今節の甲府戦。堅守を取り戻し、勝利の原動力となる。
(C大阪担当 小田尚史)
2017/04/21 18:42