イメージとは違っていたようだ。
7日のJ1第6節・仙台戦で右脇腹を負傷して前半で交代していた関根貴大が13日、グラウンドに姿を見せた。ACL第4節・上海上港戦に出場しなかった選手たちが行った8対8のゲームには参加しなかった関根だが、ランニングのあとにステップワークやロングパスなどを行い、居残り練習をする選手たちとともに最後までグラウンドに残った。
関根は仙台戦後、「立っているので大丈夫」と笑っていたが、上海上港戦前日はグラウンドに姿を見せず、上海上港戦も欠場。「(仙台戦後は)大丈夫と言い過ぎましたね」と負傷の程度が想像以上だったようだ。そして現在の状態を問われると、「大丈夫じゃないですか?」と仙台戦後とまったく同じコメントをしつつ、「(今回は大丈夫と)言い過ぎてはいないです。大丈夫です」とFC東京戦の出場を匂わせた。
また、イメージと違ったのは負傷の程度だけではなかったようだ。
散髪してチームに合流した関根だったが、髪型について問われると「みんなからバカにされる」と一言。どうやらチームメートからは「モンチッチみたい」とからかわれているようだ。先輩たちからかわいがられ、ファン・サポーターからもかわいいキャラとしてすっかり定着した関根。モンチッチとは愛くるしさという点で共通しているが、「(髪を切って)かわいくするつもりじゃなくて、かっこよくするつもりだったんですよ」と笑いながらも、想定とは違ったことにご不満な様子だった。
写真:菊地正典
(浦和担当 菊地正典)
2017/04/13 19:05