11日、ACL第4節・ブリスベンvs鹿島の試合前日会見が豪州のサンコープ・スタジアムで行われ、鹿島からは石井正忠監督と鈴木優磨選手が参加した。
ブリスベン・ロアーとは第3節で対戦し3-0で勝利している鹿島に対し、現地メディアからは「ブリスベンがホームでどのくらいの力を見せると思うか?」と質問が飛ぶと、石井監督は「相手の監督さんも選手もホームでは絶対に勝つという強い気持ちになったと思いますし、明日もかなりタフな戦いになるとは思います」と、慎重な姿勢を崩さなかった。
遠征にはFWの金崎夢生、ペドロ・ジュニオールが負傷中のため参加せず、前線は試合経験が豊富なのは鈴木のみという苦しい状況だが、石井監督は「ウチの選手はすべて各ポジションの役割はしっかり分かっていると思いますし、出たメンバーがその役割を果たしてくれると期待しています」と述べた。
現在、勝ち点6でグループ首位に立つ鹿島。ブリスベンは勝ち点1の最下位に低迷しているだけに、石井監督は「しっかり勝ち点3を取って日本に帰りたい」と意気込んでいた。
(鹿島担当 田中滋)
2017/04/11 12:35