仙台は26日、JFLのソニー仙台と45分×2本の練習試合を行い、0-3で敗れた。
メンバーは、前日の明治安田J1第1節・札幌戦に途中出場した三人と、出場しなかった選手たち。負傷からの実戦復帰を目指す金久保順、クリスラン、中野嘉大は出場しなかった。
試合は立ち上がりから仙台が攻め込む展開になったが、蜂須賀孝治(写真中央)や佐々木匠のシュートがクロスバーに当たるなど決定機でゴールできず。65分にミスから失点するとソニー仙台にペースを握られ、79分、81分と立て続けにゴールを奪われてしまった。
この日、右サイドでのドリブル突破から何度もシュートやクロスのチャンスを作った蜂須賀は、「あれだけチャンスを作って、(得点が)ゼロに終わってしまったことが本当に悔しい」と振り返った。失点は62分に自身を含む3選手が交代してからのものだったが、「攻撃の仕掛けやシュートはゴールのためにやっていた以上、そこで決められなかったことが響いてしまった。試合に出ている選手におんぶに抱っこではなく、今日のようなメンバーが結果を出さなければ」と反省した。
この日に指揮を執った福永泰コーチは、失点まではチームの原則を徹底できたことは評価した一方で、「失点後に一気に気持ちが落ちたり、技術的なミスが増えたりしてしまった。そういう耐えるときに何をすべきかも含め、選手同士でもっと口に出して発信してほしい」と若手の多い今日のチームに要求した。
(仙台担当 板垣晴朗)
2017/02/26 18:28