19日に獲得を発表したブラジル人MFロドリゴ・マンシャが、23日のナビスコカップ第2節・C大阪戦でデビューを飾る模様だ。
合流して数日、チームの守備システムをほとんど理解していないままでの出場となる。連戦の疲労を見越したフレッシュな選手起用とあいまって、組織的守備を布く大分が新戦力をどう生かすかが見どころだ。
マンシャは自らの長所をハードマークだと紹介したが、だからといってマンマークはさせないというのが田坂監督の方針。「あくまでも組織的な本来のやり方でいく。実戦の中でフィットさせる」と初志貫徹を宣言。同時に「ミスは重なれば失点するが、1つのミスなら他がカバーすれば大丈夫」と、他のメンバーへの信頼を口にした。
監督の信頼を背負って守備を統率する高木和道は「周囲の選手がどれだけマンシャをサポートできるかが楽しみ」とどっしりと構える。
“全員守備・全員攻撃”の大分らしく、好調のC大阪を迎え撃つ。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2013/03/22 17:35