仙台は26日にいわきFCと練習試合を行い、45分×2本合計2-0で勝利した。
仙台は3日のJ1・2nd第17節・磐田戦(0●1)をもって今季の公式全日程を終了したが、27日まで練習を続け、新システムを試すなどして練習試合もこなしている。いわきFC戦では、23日の練習試合・仙台大学戦(5○2)に続き、[3-4-3]の新システムが試された。なお、少しでもコンディションに不安を抱える選手は無理せず休ませたため、この日のメンバーは若手選手が中心だった。
試合は1本目が右サイドを中心に切り崩しながらも得点できず、0-0で終了。2本目は4分にセットプレーから西村拓真がゴール。20分に差波優人が高い位置で相手のパスをカットし、そのままGKとの1対1を制して追加点を決めた。守っても負傷から実戦復帰して2試合目のGK石川慧を中心に、無失点で試合を終えた。
渡邉晋監督は「突き詰めなければいけないところはあるが、今季最後の活動として良くやってくれた」と、11月の練習を集中してやり抜いたチームを評価した。
また、25日にFC東京からの完全移籍加入を発表した三田啓貴(写真左)も、この新システムで45分間プレー。「悩みもしたが、自分がこのチームに必要とされていることを考え、決めました」と、来季に向けての第一歩を踏み出した。
写真:板垣晴朗
(BLOGOLA編集部)
2016/11/27 18:57