前節・町田戦(1△1)で味方選手と接触して負傷交代した岡山の竹田忠嗣。左眼窩壁骨折で全治4~6週間と診断されて、離脱することとなった。38試合に出場してチームを支えてきたDFを欠くこととなったチームにとっても、J1昇格に向けて強い気持ちを持って戦ってきた本人にとっても、非常に残念な負傷となった。
長澤徹監督は「筋肉系とかではない。(加地)亮にしても、サワ(澤口)にしても、ナベ(渡邊)にしても、みんな戦い抜いたけが。チームのために戦ってああいう形になったわけだから、最終的にチームとして(J1昇格という)形にしてアイツらの働きをモノにしてやらないといけない」とコメント。離脱している選手たちのためにもJ1昇格への思いを一層強めている。
そして、中林洋次は「同い年で一緒に長く戦ってきた選手なので、最後までピッチに立っていてほしかった」と竹田の離脱を惜しみ、「忠嗣も非常に悔しい想いをしていると思う。僕らがその気持ちも背負ってピッチで戦えば、絶対に普段以上の力も出ると思うし、出さないといけない」と話した。竹田の思いも背負ってピッチに立つ。
(岡山担当 寺田弘幸)
2016/11/05 18:22