26日の練習からDF牟田雄祐が京都のトレーニングに完全合流した。
守備の柱になる選手と期待されて名古屋から今季移籍してきた牟田だが、京都での公式戦出場はいまだにゼロ。開幕前からけがに悩まされて5月には左股関節唇損傷の手術を行い、シーズンの大半をリハビリに費やしてきた。
9月21日にボールを使った練習メニューを再開してからおよそ1カ月での完全合流に、「問題もなく順調にきている。でも、ここで油断はできない。焦らずにやっていきたい」と手ごたえを口にする牟田。ただ、ブランクが長かっただけに自身のプレーには納得できていない様子で、「感覚や体力はまだまだ。イメージはできていても足が出なかったりする」とのこと。
それでも、「(過密日程で)しばらく練習試合はないけど、ゲーム勘は紅白戦をこなしていけば大丈夫。次の試合に向けて準備をするのはプロとして当たり前のこと。けが明けだろうが(トレーニングに)入ったからには試合に出る準備をしないといけないし、その準備は常にできている」と力強く話し、今季中の復活に意欲を見せていた。
(京都担当 川瀬太補)
2016/10/26 20:16