16日に行われたJ2第36節・水戸vs横浜FCの一戦。横浜FCの“キング・カズ”こと三浦知良はベンチ入りを果たしたものの出場機会を得ることができなかった。一方、躍動したのが“水戸のカズ”こと佐藤和弘だった。
35分に放った鋭い反転から強烈シュートはゴール右に逸れてしまう。それ以外にも前線で起点となり、多くのチャンスに絡み、スタンドをおおいに沸かせるプレーを披露した。
しかし、自らのプレーについて佐藤和弘は「個人的には(35分の)シュートぐらいかなという印象です。90分間通して、試合に入れていなかった」と厳しい評価。「もう少し周りを生かせれば良かった」と反省の弁を口にした。
自らに厳しいその姿勢こそが成長への糧となっていることは間違いない。「ホームで勝ち試合をサポーターに見せたい」と語る“水戸のカズ”のさらなる飛躍に期待したい。
(水戸担当 佐藤拓也)
2016/10/17 16:52