8月19日に左ひざ外側半月板損傷の手術を行い、それ以降戦列を離れていた京都の石櫃洋祐が今週から練習に完全合流している。
「あの人は鉄人だから心配ない」とは、石櫃が手術した際にチームメートのエスクデロ競飛王が話していた言葉。それを自ら証明するように、術後わずか1カ月半にして、手術の影響をまるで感じさせない動きを見せている。
「ひざの不安はもうない。病院の先生やリハビリの先生、それに藤本(栄雄)トレーナーのおかげ。藤本さんは休みの日にも自分に付き合ってくれた」。順調な回復に導いてくれたドクターやトレーナーへの感謝を口にした石櫃は、「練習には合流できたので、いつでも試合に出られるように準備したい」と意気込む。
石丸清隆監督も、「できれば次の練習試合(9日)で使ってみたい」と早期の実戦復帰に期待を寄せる。右サイドをばく進する石櫃の雄姿をふたたびスタジアムで見られる日が、もう間もなく戻ってきそうだ。
(京都担当 川瀬太補)
2016/10/05 18:03