2日のJ2第34節・山口戦で8試合ぶりの勝利を挙げた熊本。ここ3試合で連続無失点。今季、開幕直前のけがで合流まで時間のかかったMF村上巧も、この3試合、後半途中からの出場でゲームを締める役割を担うが、出場時間も少しずつ伸び、そろそろ先発出場を狙っている。
今週月曜(3日)に行った大分とのトレーニングマッチでも90分プレーし、「(リーグ戦に)出場していない選手がもっとアピールしてチーム内で競争しないと強くなっていかない」と、流れの悪かった前半から、後半には主導権を引き戻した。
「チームの結果が出るようになったのは、全体が安定して良い循環ができてきたからだと思う。先発出場できたら、得点に絡むことも意識して、個人としても結果を出したい」と、意欲を見せた。
(熊本担当 井芹貴志)
2016/10/05 17:30