1日に行われた大宮戦のメンバーに、前日まで主力組に入っていたブエノの名前がなかった。もともと右の大腿部裏を痛めていたらしく、前日練習で動きを試したが試合出場は難しいと判断したようだ。3日からチームはタイに移動し、トレーニングキャンプと2試合の親善試合を行う予定だが、ブエノは「タイには行けません」ということだった。
現在、CBのポジションでは昌子源が腰を痛めており、植田直通がW杯最終予選に招集、さらに町田浩樹もU19日本代表としてチームを離れる。そこにブエノが負傷離脱することになり、チームに残ったのはファン・ソッコ一人になってしまった。
練習の中ではボランチを本職とする三竿健斗や大橋尚志が最終ラインに入ることもあるため、CBをできる人が誰もいないという最悪の事態を避けることはできるが、親善試合をかなり厳しい状況で戦わなければならないようだ。
(鹿島担当 田中滋)
2016/10/01 18:04