22日に行われた天皇杯3回戦の鹿島戦(1●2)。先制点を挙げて勝機を見いだすことはできたが、後半に2失点して逆転負けを喫した。竹田忠嗣は「勝って自信とか勢いにつなげたいと思って臨んだ試合。いろいろあったが、結果がすべてなので、負けは負けと受け止めて帰ってきた」と話す。
楽しかったという鹿島の攻撃陣とのマッチアップ。多くのチャンスを作らせたわけではなかったが、ミスを突かれる形で失点した。「そういうところでしっかりと点を取ってくるのがJ1のチーム。各々がやれたところとか、足りなかったことを感じていると思うので、それを今後に生かして力を発揮できるようになっていければ」と竹田は前向きに捉えている。
すぐ25日に長崎戦が控えている。鹿島戦はリーグ戦と多くの選手を入れ替えて臨んだ中で竹田は連戦となるが、「自分ができる準備はしっかりとやったので、(疲労は)そんなに気にはしていない」と頼もしい。
長崎の攻撃陣は有力者がそろう。得点ランキング3位の永井龍やJ1での実績十分のペク・ソンドンが相手になるが、「そういう選手とやるときは、いつもまず自分がどこに行きたいのかということを考える。そこで自分がやれなかったら上には行けないと思ってやっている。ある意味、楽しみながらやっているし、自信を持ってやりたい」と語った。
(岡山担当 寺田弘幸)
2016/09/24 19:48