神戸は19日、J2第4節・京都戦へ向けた非公開練習を行った。前節・札幌戦に先発出場した杉浦恭平は、「京都はうまさが目立つチーム。パスサッカーで崩してくるチームなので、油断せずに自分たちのサッカーをしたい」と意気込んだ。
杉浦が特に自信を深めているのは攻撃の連係。「ボールを大事にして自分たちの時間をより多く増やしていく。前のコンビネーションで崩すというのが形になってきている」と胸を張る。札幌戦では、敵陣内の狭いスペースに侵入し、パスワークにリズムを作った杉浦。その一方で、「チームのコンセプトとしてボールを取られたらすぐに取りに行くというのがある。その良さを自分も取り入れてやっています」と、神戸流のハードな守備にも意欲的だ。
新天地でまばゆく光り始めた背番号20は、攻守の非凡なセンスを武器にチームをJ2独走へと導く。
(神戸担当 小野慶太)
2013/03/19 18:29