磐田の名波浩監督は13日、カシマスタジアムでの鹿島戦について語った。
現役時代はリーグの2強としてしのぎを削り、ライバル関係にあった両チーム。今節はアウェイに乗り込んでの一戦となる。「なかなか勝てなかったスタジアムだし、(クラブとして)見習わなければいけないことがあるといつも思っていた」と振り返る。
同スタジアムは2002年の日韓W杯開催に合わせて大規模な改修が行われ、01年から現在の姿となっている。名波監督は「より『プロの環境』という色が強くなったなと。改修前の感じが良かったという人もいると思うけど、(今のカシマスタジアムの)雰囲気も俺は好きだね」と話した。
磐田としては前節の神戸戦を落としていることもあり、連敗は避けたいとろ。「われわれにとっては格上だが、思い切ってチャレンジしていければ。残留争いへの危機感を強く持とう」と選手たちに伝えたそうだ。
思い出のスタジアムで、サックスブルーの指揮官はどのような采配を見せるだろうか。
(磐田担当 青木務)
2016/09/13 20:33