J2第31節・東京V戦前、MF湯澤洋介は佐藤祥から「こんな記事が載ってましたよ」と教えてもらったという。記事には駒澤大の後輩である東京Vの大木暁の「(湯澤は)短気だから苛立たせたい」とのコメントが書かれていた。それを読んだ湯澤はマッチアップするであろう大木に対して、「舐めたコメントをしやがって、チンチンにしてやる」と意気込んで試合に臨んだ。
ちなみに湯澤と大木は大学時代から「仲のいい関係」(湯澤)であり、大木のコメントに対しても、「舐めてる感じがアイツっぽい。誰からもかわいがられるヤツですからね」と笑みを見せながら語った。
試合が始まると意気込みどおり再三にわたって大木に対して突破を試み、翻弄してみせた。しかし、結果は1-1のドロー。「1対1で勝っても結果で勝っていない。完全に抜いた場面もファウルで止められてしまった」と湯澤は悔しげな表情で口にした。
これからも同カードにおいて、先輩と後輩の熱いマッチアップが見られそうだ。
文:佐藤拓也(エルゴラッソ水戸担当)
(水戸担当 佐藤拓也)
2016/09/13 14:07