勝ち点『6』差で追う2位・松本との対戦が11日に控えている京都。京都がJ1自動昇格を見据えておくためには、絶対に落とすことができない一戦だ。昨季まで松本でプレーしていた岩沼俊介も、「しっかり勝って、勝ち点差を縮めたい。松本は古巣だけど、自分はいまは京都の選手。最終順位では松本の上にいたい」と気持ちを高める。
ただし、岩沼が警戒するのがアルウィンの力。松本サポーターが独特の雰囲気を作り出すスタジアムには、「松本でやっていたときはすごく後押しされて、最後まで走れる気持ちにさせられた」ほどのパワーがあるという。
「アウェイの立場だとどう感じるかは分からないけど、ほかのチームの選手は『やりづらい』と言う。今回もそうなるのかなと思う。それほどのピンチじゃなくてもウァーッと沸く場面があるはず。その雰囲気に呑まれないようにしたい」と、スタジアムのムードに動じない精神力が必要になると説いている。
文・写真:川瀬太補(エル・ゴラッソ京都担当)
(京都担当 川瀬太補)
2016/09/07 16:04