J1勢が登場する天皇杯2回戦。川崎FはJ3の秋田と対戦するが、この格下相手に対しても現状のベストメンバーでチームは臨みそうだ。
その中で特に勝利へ強い意識を見せるのが車屋紳太郎。筑波大時代に“下克上”を狙うチャレンジャー側としてこの大会を戦った経験がある彼いわく、「鹿島とか柏と試合したときもそうだったが、そういうとき(格上の相手と戦うとき)のほうがやりやすかった」とのこと。そういう意味で今回対戦する秋田への警戒心は強いが、「でも、もちろん、J1でやっているチームなので、自分たちは絶対に負けてはいけない。J3の試合はあまり見る機会もないのでどういうサッカーをしてくるかは分からないが、すべての面で上回らなければいけないと思っている」と続けた。
直近のJ1・2nd第10節・柏戦(2●5)では負傷明けで思うようにプレーができずにチームが大敗しただけに、この公式戦にかける思いは強い。彼にとってこの試合は、再浮上するための重要な一戦だ。
(川崎F担当 竹中玲央奈)
2016/09/03 11:33