8月28日に行われたつくばFCとの練習試合で得点を奪った千葉の小池純輝。公式戦のピッチからは1ヵ月あまり遠ざかっている現状にあるが、長谷部茂利監督に対して良いアピールになったはずだ。
そんな小池が最近気になると話すのが、今夏に横浜FCから広島へと移籍した昨季までの同僚・野上結貴。横浜FC時代から仲が良かった2人ということで、移籍決定後には「コミュニケーションをよく取っていた選手ですし、向こうに行く前に会う機会があってちょっと話もしました」とのこと。その後も連絡を取り合っているといい、「それぞれの選手にそれぞれの立場があって、チームでプレーをしている。その中で野上も広島でプレーをして、引き分けでしたけど90分プレーをしていた。そういうのは気にして見ている」と彼のプレーぶりに目を細めていた。
だからこそ、自分もやらなければという思いに駆り立てられている。「試合に出られたら(自分が知っている)ほかのチームの選手や横浜FCの選手も『エイコー(小池)が出ている』というふうになると思う」(小池)。長谷部体制に移行してからまだ出番はないが、自らの存在を示すべく日々のトレーニングに励む姿はプロのかがみと言えよう。
(千葉担当 松尾祐希)
2016/09/02 16:12