大宮の加藤順大が発案し、NPO法人Charity.orgの協力によって実現した熊本地震の被災地にサッカーゴールを贈る「Smile Goalプロジェクト」の報告会が28日、さいたま市内で行われた。オリジナルTシャツの販売による収益を寄付した加藤順のほか、ネイツ・ペチュニクらが出席した。
「企画をしたのは僕自身だけど、形にしてもらったCharity.orgさんの協力と、グラウンドを提供してくれている病院さんと、みんなでつながって一つのことをできたことがうれしかった」と感謝を述べた加藤順。報告会では寄贈したサッカーゴールで実際に子どもたちが練習している映像も流れ、「その子たちと一緒にオフにでもサッカーをやれたらな、という思いもできた」と語った。
「笑顔で『ありがとう』と言ってくれた。笑顔を取り戻す、子どもたちが運動するという、僕が考えていたことに対してああいう反応をしてもらえたことが本当にうれしかった。しっかり形にできて、喜んでもらえた。1回だけではなくて、継続していろいろなことをやっていかなければいけないなと思った」
できるのは継続的な支援と、将来ある子どもたちに元気な姿を見せること。新たなパワーをもらった加藤順の活躍に注目したい。
(大宮担当 片村光博)
2016/08/30 07:31