26日の練習に、鹿島の石井正忠監督が姿を現さなかった。クラブによると、クラブハウスには来ていたものの、最近の成績不振と一体感のない戦いに強い責任を感じて心労が重なり、練習の指揮を執ることができなかったという。
2ndステージとスルガ銀行チャンピオンシップをあわせて公式戦4連敗という苦しい時期はあったが、それでも歴代監督の中でトップの勝率を残してきた石井監督。鈴木満常務取締役強化部長は「心労がたまっているから今日は帰した。1stステージも優勝して、チャンピオンシップも出るのに監督を代える理由はない」と説明、監督には午後まで休養を与え「明日は頑張れ」と伝えたという。
クラブとしては監督続投の意向を示すが、最悪の場合、27日のJ1・2nd第10節の横浜FM戦で大岩剛コーチが指揮を執る可能性も出てきた。
(鹿島担当 田中滋)
2016/08/26 16:20