リオ五輪のためチームを離脱していたGK中村航輔、DF中谷進之介が16日からチームに完全合流。練習後、リオ五輪について振り返った。
グループリーグ第2戦のコロンビア戦と第3戦のスウェーデン戦に出場した中村は、チームとしてグループリーグ敗退に終わったことに関して、「(終わるのが)早かった」と悔やんだが、個人として「何も通用しなかったというわけではなかった。シュートに対する反応など、自分がやってきたことが通用する部分もあるとは感じた」と手ごたえもつかんだ様子。
一方、バックアップメンバーとしてチームに帯同し、残念ながらピッチに立つことができなかった中谷。「(ピッチの)中の人にしか感じられないものがあると思うけど、(見ていて)やっぱりスピードが大事かなと思った」と口にし、「もう試合を見るのはイヤなので、(早く)出たい」と試合に飢えていた。
それでも、五輪という世界の舞台をそれぞれの形で体感した二人はすでに前を向いており、「(今後は)A代表しかない」(中村)、「本当にそこ(A代表)しかないと思う」(中谷)とさらなる飛躍を誓った。
(神戸担当 小野慶太)
2016/08/17 10:36