G大阪からはDF藤春廣輝とMF井手口陽介が参加しているリオ五輪。過去3度の世界大会を知るMF遠藤保仁は「僕は五輪を経験していない。オーバーエイジはまた特別な形なのでアドバイスできることはない」と藤春には特別な言葉をかけなかったというが、グループリーグの戦いをこう話した。
ナイジェリアに4-5で敗れ、黒星スタートを喫した日本。自身も過去3度のW杯でグループリーグ敗退と決勝トーナメント進出をそれぞれ経験した。「短期間の戦いなので、勝つのと負けるのとではその先が違う」と話すが、「基本的にはまずグループリーグを突破するのが目標だと思うので、初戦を落としても要は2勝すれば上にいける」と展望した。
ナイジェリア戦に敗れたことで苦しい立場に立たされる日本ではあるが、遠藤の言葉どおり、残り2試合にすべてを賭けることになる。
(G大阪担当 下薗昌記)
2016/08/06 15:23