福岡の城後寿がFC東京の新監督に就任した恩師・篠田善之氏とのめぐり合わせについて語った。
24日、FC東京は城福浩監督の解任を発表。26日には篠田善之ヘッドコーチの監督就任を発表した。篠新監督は福岡でも以前監督を務めている。特に影響を受けた指導者として川勝良一氏と篠田監督を挙げる城後にとっても、今回の監督交代は気になるニュースだったようだ。
福岡はすでにリーグ戦でのFC東京との対戦をホーム、アウェイともに終えているが、両者はルヴァンカップ準々決勝で対戦することになっている。「引いたのは俺ですから」と城後は笑顔を見せたが、準々決勝の対戦カードを決める抽選会に出席したのは城後自身。当時は予想もしていなかった恩師との対戦に「シノさん(篠田監督)と対戦できるのは楽しみ」と話した。
しかし、最後にくじを引くことになった城後の場合は「(抽選を)引いたのではなくて、本当は残っていたのを取っただけ」。奇妙な「めぐり合わせ」(城後)で恩師との邂逅が実現することになった。
ルヴァンカップの準々決勝・第1戦は8月31日。それまでにリーグ戦で順位を上げ、良い状態で恩師との再会を果たしたいところだ。
(福岡担当 杉山文宣)
2016/07/27 17:45