讃岐のチーム内アシスト数1位の高木和正。しかし、自身の得点はまだない。チームの勝利が最優先ではあるが、前線を任されて得点にこだわらない選手はいない。そして、高木にも得点を予感させる“第六感”が働き始めた。
「最近、取れそうな気がしているんですけどね」
もちろん予感に絶対などないが、第六感で感じたことが起こることは稀にある。そして、人が何かを予感する時には直近で起こっている出来事に大抵理由がある。前節・愛媛戦(1△1)を「今まで練習してきたことが試合で出始めていて、最後のところまで持っていけた数は今までよりも多かったと思います」と振り返る。
ここ数節流れの中から得点は生まれていないものの、手応えを掴み始めている部分が得点につながりそうだという自信につながり始めているのだろう。今節・山口戦で高木の予感は現実化するか。
文:柏原敏(エルゴラッソ讃岐担当)
(讃岐担当 柏原敏)
2016/07/15 20:13