20日に千葉からの期限付き移籍での獲得が発表されたMFパウリーニョが、今週のトレーニングからチームに合流した。
持ち味のボール奪取力を生かした守備はもちろん、パンチ力のあるミドルシュートなど攻撃面でも貢献する実力派ボランチ。出場は最速でJ2第21節・水戸戦からとなるが、今季ここまで湘南でプレーしており、コンディション面にも不安なし。日本での経験も長く、南省吾テクニカルダイレクターをはじめ、栃木時代のチームメイトも複数名在籍していることも好材料だ。
栃木所属時から熱いサポーターの集うアルウィンを羨望の眼差しで見つめており、「相手チームの選手は、あの雰囲気を誰もが好きになる」と話す。「チームのために頑張ろうと思い、松本に来た。早くユニフォームを着て、あのピッチに立ちたい」と意気込んでいる。ポジションが約束されているわけではないことは承知の上で、早期のデビューを目指して反町康治監督へのアピールに懸命だ。
(松本担当 多岐太宿)
2016/06/24 19:46