「絶対に強い」。
誰もがそう覚悟して臨んだ第2節・神戸戦だったが、結果は0-4と大敗。岐阜にとって神戸との記念すべき初対戦は、ホロ苦いものとなってしまった。
しかし、「開幕戦よりは試合の入り方がよかった」と杉山新。まったくボールを奪えず守備に追われた第1節・横浜FC戦に比べ、神戸戦ではディフェンスラインからしっかりボールをつなごうとしていた。
「昨季は勝ち点を積み重ねることが先決だったが、今季は攻撃への意欲が明らかに強い」(クラブ関係者)。
神戸戦ではそのつなぎの際にミスが多くカウンターの餌食となってしまったが、その改善を施そうと、チームは13日に長時間に及ぶミーティングを実施。そこでチームの方向性を確認した。
神戸戦を外から試合を見ていた服部も、「なんでもトライしないことには何も変わらない。それに、そのほうが楽しいでしょ」とチームを代弁する。神戸戦の大敗が、岐阜の結束を強めた。
(岐阜担当 村本裕太)
2013/03/14 18:18