リオ五輪のオーバーエイジ枠の最終候補に名前が挙がっている、との報道があったDF塩谷司。本人はかねてから前向きな姿勢を示してきたが、「もし必要としてくれるのであれば、力を貸したい」と、あらためて意欲を語った。
「チームの方がどう判断するかとか、そういう問題もあると思うが、個人的には世界中の良い選手が集まる大会だし、行きたい。もし行くとなるとすごく責任があるけど、それだけのモノを背負ってやることはすごく意味のあることだと思う」
アンダー世代から日本代表には縁がなく、唯一15年のアジアカップで初めて国際大会を経験したが、その大会でもピッチに立つことはできなかった。「けが人も多いから・・・」と広島のチーム事情も察していたが、塩谷にとってリオ五輪は非常に魅力的な大会。「どうなるんですかね」(塩谷)。今後の動向を気にしながら待っている。
(広島担当 寺田弘幸)
2016/06/08 20:17