今季、水戸から讃岐へ移籍してきた馬場賢治。28日に行われる水戸との古巣戦を目前に控え、いまの心境を言葉にした。
馬場にとって水戸で過ごした2年間は「どうやれば自分らしくやっていけるのかが、はっきり見えた部分が多かった」時期。水戸のファン・サポーターにも「みなさんが一緒に戦ってくれている雰囲気をすごく感じていて、いつもすごく助けてもらいました」と感謝の気持ちは絶えない。
「自分にとって大事な2年間でした」と水戸時代を振り返る馬場だが、試合となれば「少しも勝利を譲る気はないです」と言う。その言葉には、「自分がというよりも、讃岐が良いプレーをして勝って、“良いチームだなと思わせること”が恩返しの一つだと思っています」という『漢 馬場賢治』らしい思いがあった。
(讃岐担当 柏原敏)
2016/05/26 19:41