G大阪が今節対戦する広島の得点源といえば、今季加入したピーター・ウタカ。現在、リーグ戦9得点で川崎Fの大久保嘉人と並んで得点ランクのトップに立つウタカについて、長谷川健太監督は「前節試合前までのウチの総得点を、ウタカ一人で取っていることになる。そういうスゴい選手」と警戒心を隠さない。
そんな広島の得点源封じに燃えるのが丹羽大輝だ。「ウタカが圧倒的な数字を残しているのでそこは警戒しないといけない」(丹羽)。前節は磐田の前線のキーマン、アダイウトンを懸命に封じた背番号5は、すでに個人的なスカウティングでも広島の背番号9を分析済み。今季2度目の連勝に向けて、カギを握るマッチアップとなりそうだ。
写真:六川則夫
(G大阪担当 下薗昌記)
2016/05/19 13:39