北陸人と関西人、FWとCBといった具合に何の共通点もないが、中島裕希とキム・ソンギはピッチ外でよく行動をともにしている名(謎?)コンビ。7日のJ2・第12節・讃岐戦(1◯0)後に2日間のオフが与えられたこともあり、二人は9日、両国国技館へ大相撲見物に出かけた。
「知り合いの人から連絡が来て、招待してもらった」(中島)とのことで、彼らが取り組みを見たのはTV中継にも映るような升席。相撲観戦は初めてだった中島だが、「迫力がすごかった! めっちゃ近くて、お相撲さんの体はマジでヤバかった。ももとか、ひざとか下半身がすごくデカくてびっくりした。ももなんて俺らの腰くらいあって・・・」とアスリートらしい目線から、興奮気味に語っていた。
そんな中島は昨日(10日)、大前元紀(清水)や庄司悦大(山口)とともに4月のJ2月間MVP候補へのノミネートが発表された。
「良い順位にいることが一番の理由だと思う。ノミネートされたのはうれしいけど、満足しないで、よりチームのためにハードワークをしていきたい」と謙虚に語った中島。しかしノミネートの知らせはSNS上で知ったとのことで、選考の過程はもちろん、20万円の賞金が出ることも把握してない模様。「アレは何ですか? 詳しいことは分からない」と軽い戸惑いも見せていた。
写真:徳丸篤史
(町田担当 大島和人)
2016/05/11 15:26