九州地方に大きな被害をもたらしている地震の影響で、17日に予定されていたJ2第8節・京都vs熊本の試合開催が中止となることが発表された。京都の選手たちには16日の練習前に中止が伝えられ、石丸清隆監督から「支援する方法を自分たちで考えてもいいんじゃないかな」との提案がされた。
急な事態に選手たちの表情にも動揺の色が見えたが、練習後、熊本でプレー経験のある堀米勇輝と菅沼駿哉が被災地へ向けてメッセージを送ってくれた。
「映像で見ると、見慣れた光景が変わっていて…。被災地の人の恐怖は、自分たちが想像できないほどだと思います。何よりも皆さんが無事であることを、本当に祈っています。自分が支援できることがあれば、していきたい。行動を起こすことで、少しでも何かを届けられればと思います」(堀米)
「熊本にいたのは半年でしたけど、すごく思い出深い場所。ニュースで映像を見ると、自分がいた場所がああいうことになっていて…。できることがあれば極力やりたい。ほかの選手にも、募金活動を提案しています」(菅沼)
(京都担当 川瀬太補)
2016/04/16 17:06