浦和の日本代表DF槙野智章が、12日に決まったロシアW杯アジア最終予選の組み合わせについて語った。豪州、サウジアラビア、UAE、イラク、タイと同じグループになったことについて槙野は、「ここまで来たらどのチームも厳しいし、アウェイの状況も難しい。サウジアラビア、イラク、UAEと中東勢が入っているし、アウェイが非常に難しいんだろうなという印象」と中東勢に警戒心を見せた。
さらに、「UAEはアギーレのときに(アジア杯で)負けているし、豪州はいつもドラマチックな結果になったり、難しい結果になっている。近年のACLを見ても豪州は良い結果を残しているので、難しい相手になる。ホームでしっかり勝つことと、アウェイでしっかり勝ち点を取ることが大事だと思う」と語り、「最も困難な相手になるのではないか」と言ったハリルホジッチ監督同様、豪州も厳しい相手と捉えている。
そして槙野自身、3月のアジア2次予選2試合に出場できなかったが、「僕自身もポジションを奪うためにも、ピッチに立つためにも負けられない。海外でプレーしている選手も所属クラブでレギュラーを完全につかんでいる選手も多くないし、国内でやっている選手たちがしっかりと成長した姿を見せないといけない」と、JリーグやACLでさらなる成長を遂げ、8試合中3試合に先発出場した2次予選以上に主力として戦うことを目指す。
写真:六川則夫
(浦和担当 菊地正典)
2016/04/13 15:21