2日、千葉県柏市の「エフネットフットサルクラブ モラージュ柏」にて、柏の大津祐樹とハノーファーの酒井宏樹が主催する「大津祐樹×酒井宏樹サッカースクール powered by malva」の初蹴りイベントが開催された。
昨年11月に開校したサッカースクールのイベントとして、初めて大津と酒井が参加した今回は、二人のユニフォームお披露目ミニトークショー、1、2年生から3、4年生、5,6年生とクラスを分けて行われたスクール体験会、プレゼント抽選会・サイン会と盛りだくさん。「一緒にプレーできて良かった。いい刺激を受けた」(大津)、「高学年はみんなうまかった。マジで疲れました」(酒井)と二人が語った笑顔あふれたイベントは、約150名が参加して盛況に終わった。
イベント終了後、大津と酒井は熱い口調でスクール事業について述べた。「スクール生が今後レイソルに入ってもらうことが理想だし、プロサッカー選手になる子どもを育てたい。引き続き、イベントには参加する」と大津。「半端な気持ちで始めたわけではない。継続が大事。地元への地域貢献として、いい選手を育てたい」と酒井も続ける。
このスクールは、中学時代に大津も所属していたフットサルクラブ・マルバが運営している。「マルバで学んだことを、自分は伝えていく。プロの舞台に上がるためにどうするべきか。そのアドバイスは子どものときに求めていたことだけれど、プロに教えてもらう機会があまりなかった。ここで自分なりに、学んできたことを伝えたい」。そう語る大津の目は真剣で真っ直ぐだ。「攻撃的な選手(大津)と、守備的な選手(酒井)。それぞれがたどった道がある。(二人で主催することで)どちらの経験も伝えられる」。
これに酒井もうなずきながら「プロになることは難しい。そういうことを自分たちプロが伝えるほうが、説得力もあると思う。『楽しい』の延長上に『辛い』がある、ということも伝えたい」と言葉を連ねた。
スクールの詳細はこちらから。(http://www.futsalclub.com/m-kashiwa/school.html)
(BLOGOLA編集部)
2016/01/02 20:56