チームの今季練習最終日をあすに控え、10日はいつものゲーム形式で締めたが、フィールドプレーヤーは8人。おおよそ縦70m×横30mと広いコートでのGK付きの4対4はさすがにハードだった。しかし、練習後には山田拓巳、瀬川和樹、汰木康也、高木利弥の4人がジャンプヘッドの追加練習を行った。特に期待を受けているのが高木だ。
高橋健二コーチ、二階堂悠コーチが蹴る30~40mの距離のボールを正面に跳ね返すだけのシンプルなものだが、砂場トレーニングで若手を鍛えてきた石﨑信弘監督が「砂場であれだけジャンプできるのはジュヨンか利弥くらい」と、昨年までCBでプレーしていたイ・ジュヨンを引き合いに出し、その素材には太鼓判を押す。
高木本人は「前から飛んでくるボールはタイミングを合わせるのが難しいので、まだまだです」と言いながらも、滞空中に上半身をしならせて的確にミートするなど、能力の高さを見せていた。
(山形担当 佐藤円)
2015/12/10 19:32