6日、今シーズン最後の練習日を迎えた湘南は、産能大との練習試合を行った。シーズンオフに向けて、徐々にコンディションを落としている中での試合とあって、全体的に運動量が少なく、試合も1−3で敗戦。それでも随所に湘南らしさを見せ、最終日の練習は幕を閉じた。
この日、唯一の得点であり、今季最後の得点を決めたのは選手会長の島村毅。右サイドからのクロスに反応し、DFの上からヘディングシュートで叩き付けた。「すごく厳しい試合だったけど、意地というか、一つ得意なプレーで得点を取れたので、来年につながるゴールだったかなと。最後に得点が取れて良かった」と、難しい状況の中でも最後に得点を取れたことを喜んだ。
「チョウさん(曺貴裁監督)も続けてくれることになったので、よりチョウさんのサッカーを自分たちが高いレベルで体現できるように突き詰めていきたい」と来季を見据える島村。チームはこれから約1ヶ月のオフに入るが、来季の戦いを楽しみに待ちたい。
(湘南担当 林遼平)
2015/12/07 07:00