長友退場の天王山でナポリ首位浮上、インテルにも収穫
天王山と呼ぶにふさわしい首位攻防戦だった。ナポリ対インテルの大一番は、2-1でホームのナポリが制している。
絶好調のFWゴンサロ・イグアインを止めることは、今は不可能かもしれない。開始わずか1分強で先制点を奪ったイグアインは、後半に追加点。12ゴールで得点王争いトップを快走している。
ナポリは25年ぶりとなる単独首位に浮上。ディエゴ・マラドーナ氏を擁して優勝した89-90シーズン以来のことだ。メディアがイグアインをマラドーナ氏と比較し、3度目のスクデットへの期待が高まるのも無理はない。
一方、敗れたインテルにも収穫はあった。DF長友佑都の退場で、10人で後半を迎えたにもかかわらず、2点目を許してから反撃を開始。数的不利を感じさせずに1点を返し、終了間際にはポストを2度叩くシュートも放った。悔しさは残ったが、負けたと感じない一戦だっただろう。今のナポリを相手にこれだけの反撃を見せたことで、インテルは自信を深められたに違いない…
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(BLOGOLA編集部)
2015/12/04 11:57